- レビュー

Appleは今週、iOS 5とiCloudをリリースしました。iOS 5は、iPhone、iPad、iPod touchをiCloudを使って自由に使えるように設計されたiOSのバージョンです。「自由」とは、iCloudがあれば、これらのデバイスをコンピュータに接続する必要がなくなることを意味します。iOS向けの無料AirPortユーティリティアプリの導入により、上記の3つのデバイスのいずれかとAirPort Extreme(またはその他のAppleネットワークアプライアンス)を購入すれば、これらのデバイスで使用できるローカルエリアネットワークを構築できます。
AirPortユーティリティアプリを使えば、Wi-Fiネットワークとそれに接続されているすべてのデバイスのグラフィカルな概要を表示できます。ベースステーションの設定を管理・変更することもできます。セキュリティモードやワイヤレスチャンネルといったベースステーションの高度な機能にもアクセスできます。AirPortユーティリティアプリは、AirPort Express、AirPort Extreme、Time Capsuleなど、すべてのApple 802.11n Wi-Fiベースステーションと互換性があります。
良い点:
AirPortユーティリティアプリは素晴らしいアイデアで、既存のWi-Fiネットワークとそれに接続されているデバイスの情報をグラフィカルに表示できるのが気に入りました。必要な時にネットワークとWi-Fiの設定を確認・変更できるのは便利ですが、おそらくそれほど頻繁に行う必要はないでしょう。ベースステーションの再起動、復元、さらにはファームウェアのアップデートも可能であれば便利だと思います。
一番気に入ったのは、Macからネットワーク、ベースステーション、ディスクのパスワードを、必要に応じて即座に変更できることです。これらのパスワードはMacからアクセスする必要はありません。接続されたデバイスのIPアドレス、DNSサーバー、ルーターアドレスなどの情報が一目でわかるので、トラブルシューティングに便利です。さらに素晴らしいのは、すべてのベースステーションのステータスとエラーメッセージを確認できることです。
上級ユーザーは、アプリが提供する DHCP 予約やポート マッピングへのアクセスを気に入るでしょう。
悪い点:
このアプリは、基本的なニーズから高度なニーズまで、全てではないにせよ、ほとんどのニーズに対応しているように見えるので、特に不満を感じることはありませんでした。ネットワークに関する情報参照として非常に便利で、よく使う管理設定をすぐに使えるようにしてくれます。
評決:
AirPortユーティリティアプリは、まるでポケットナイフのように、必要な時にすぐに使えるので便利です。iPhoneやiPadの容量もそれほど取らないので、本当に助かります。念のため、手元に置いておきます。
[xrrレーティング=100%]