アップルとサムスンが2012年の携帯電話市場の利益の103%を獲得

アップルとサムスンが2012年の携帯電話市場の利益の103%を獲得

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アップルとサムスンが2012年の携帯電話市場の利益の103%を獲得
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2012年のアップルとサムスンの利益

スマートフォンメーカーに関して言えば、現在、本当に重要な企業はAppleとSamsungの2社だけです。両社とも最大の市場シェアを誇るだけでなく、莫大な利益を上げています。実際、両社の利益は莫大で、2012年の携帯電話市場全体の利益の103%を両社で占めています。

ちょっと待ってください、利益の103%を計算するのは不可能ではないでしょうか?いいえ、そんなことはありません。BlackBerry、Motorola、Nokiaといった通信事業者が昨年赤字を出していたにもかかわらず、AppleとSamsungは100%以上の利益を上げることができたのです。これはかなり驚異的です。

サムスンは市場シェアでトップに立っているものの、携帯電話業界の利益はわずか34%にとどまっています。一方、アップルは市場シェアではサムスンより低いものの、カナコード・ジェニュイティの推計によると、利益は69%とサムスンの2倍となっています。

Cannacord の記事で、Michael Walkley 氏は Apple について次のように述べています。

「私たちは、Appleの携帯電話市場におけるシェアは、当社の予測よりもさらに高いと考えています。タブレット市場におけるAppleの圧倒的な市場シェアを考慮すると、Samsungや HTCなどの一部のAndroid OEMは 、タブレットの売上をスマートフォンの売上と利益に含めています。現在の競争状況を考慮すると、AppleとSamsungは2013年第1四半期も引き続き圧倒的なシェアを維持し、SamsungのシェアはAppleに対して増加すると予想されます。」

iPhone 5の発売により、Appleは2013年第1四半期に過去最高の利益を上げました。Samsungは、今年3月にデビューする可能性のあるGalaxy S IVの発売でiPhone 5に対抗しようとしています。

出典:エレクトロニスタ