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アマゾンは出版社のハシェット社と係争中で、その結果アマゾンの棚から同出版社の書籍が撤去されているが、アップルは喜んでこの状況を利用している。
AppleのiTunesストアは現在、ジェームズ・パターソンやJ・K・ローリングなどの近刊本を含む、人気のハシェット社のタイトルのデジタル版の販売促進を行っている。
セールを利用するには、iTunesの書籍ページにアクセスし、「人気の予約販売:9.99ドル以下」セクションをチェックしてください。「すべて見る」ボタンをクリックすると、AppleがプロモーションしているHatchetteの26タイトルを閲覧できます。一方、Amazonではこの書籍の予約販売は一切できません。
興味深いのは、Appleが電子書籍の価格操作をめぐる係争中の訴訟を最近終結させたという事実だ。この訴訟では、最大8億4000万ドルの損害賠償を請求される可能性もあったが、Appleは和解に至った。この訴訟で最大の利益を得るのは、一体誰だろうか?Amazonだ。
おい、ライバルに圧力をかけながら、自分自身も利益を得るなんて最高だよ!
どちらの側もこれを公に認める可能性は低いだろう。
出典: Re/code