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ティム・クックは、財務実績に基づき、アメリカでトップクラスのCEOの一人です。また、Glassdoorの「従業員が選ぶ」最高経営責任者（CEO）の一人にも選ばれています。

Glassdoor は、ご存じない方のために説明すると、従業員が匿名で企業やその経営陣をレビューできる Web サイトです。

クック氏はCEOトップ100のリストで69位にランクインし、支持率は92%です。カナダではさらに高い94%の支持率で、17位にランクインしています。

Glassdoorのリストは、従業員にCEOのパフォーマンスに対する賛否を尋ねることで作成されています。現職従業員が上司をランク付けすると、偏った、誇張された回答が出てくる可能性はありますが、この調査は匿名であるため、回答者は正直な回答をする可能性が高いと言えます。

ティム・クック氏は長年、GlassdoorのトップCEOリストに名を連ねてきました。しかし、今年の結果は、ある意味、本来の姿に戻ったと言えるでしょう。昨年、クック氏は96位でランクインしました。しかし、これは前年の53位からの下落であり、同リストにランクインしたテック系CEOとしては最大の順位下落となりました。クック氏は2017年の順位には依然として及ばないものの、着実に近づいています。彼のこれまでの最高の成績は、96%の支持率を獲得した2016年でした。

とはいえ、92%という支持率は誰もが誇るべき数字です。Amazon、Microsoft、Googleといった大手IT企業の中で、最高位を獲得したのはMicrosoftのサティア・ナデラCEOでした。彼は98%の支持率で6位につけました。

Glassdoor のトップ 100 CEO リスト全体は、以下のリンクから確認できます。

出典: Glassdoor