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写真:Apple
ロイター通信は木曜日、インドが輸出業者への優遇措置を強化した場合、アップルは今年中にインドでiPadの生産を開始する可能性があると報じた。
クパチーノ市はインセンティブ獲得のためにロビー活動を行っていると報じられており、ロイター通信は次のように伝えている。
関係筋によると、「輸出に対してメーカーにキャッシュバックを提供する新たな業績連動型インセンティブ(PLI)制度は、5年間で最大700億ルピー(9億6,450万ドル)の予算が計上される予定だ。2月末までに開始される予定だ」
情報筋のうち2人によると、インドにはまだIT製品を生産する規模やサプライチェーンがなく、免税のハイテク製品輸入と競合していることから、計画が確定する前に、アップルは他の企業とともに2000億ルピーの予算支出増を求めてロビー活動を行っているという。
報道によると、インド政府はスマートウォッチを対象とする新たな優遇措置を検討しているという。Apple Watchについては言及されていないものの、この計画は今後2ヶ月以内に発表される可能性があり、対象となる可能性がある。
Appleは現在、iPadの大部分を中国で製造している。しかし、他のデバイスの生産はインドやベトナムといった地域へと拡大しつつある。(一部のiPhoneは2017年からインドで製造されている。)
これは、AppleのCEOティム・クック氏のリーダーシップの下で深まるばかりの中国への依存を軽減する狙いもある。フォックスコンは現在、ベトナムにiPadとMacBookの組立ラインを建設している。
インドに工場を持つAppleの契約メーカー3社(Foxconn、Wistron、Pegatron)のうち、どれがインドでiPadを製造するのかは不明ですが、報道によると「Made in India」iPadの生産が今年中に開始される可能性があります。
出典:ロイター