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カリフォルニア州クパチーノに本社を置くアップルは、Psystarに対する訴訟の大部分を取り下げることに同意したと、月曜日にサンフランシスコの裁判所に提出された文書を引用した報道が伝えている。同社はまた、すべての控訴が決着するまで損害賠償請求を行なわないことにも同意した。
ウィリアム・アルサップ判事に提出された書類によると、「この部分的和解により、裁判の必要性がなくなり、当裁判所における争点は、アップルの著作権主張に対する恒久的な差し止め命令の範囲に限定される」という。
火曜日に正式に裁判所に提出される予定の裁判所文書は、PsystarがRebel EFIアプリケーションを存続させたい意向を示唆している。Psystarは裁判所に対し、一部のIntelベースPCでMac OS X 10.6「Snow Leopard」を利用できるようにする50ドルのRebel EFIアプリケーションは、Appleが下したいかなる差し止め命令にも該当しないと主張した。Appleの弁護士は、このクローンメーカーが「回避デバイスの密売」を行っており、Macメーカーに損害を与えていると主張している。
アップルが2008年7月に起こしたこの訴訟は、2010年1月に裁判が行われる予定だった。
[AppleInsider、Gizmodo、9to5Mac、Computerworld経由]
