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スクリーンショット:ペンギン・ソフトウェア/YouTube
マーク・ペルツァルスキーがパーソナルコンピューティング革命に初めて貢献したのは、ジップロックバッグに入っていた。
1979年当時はApp Storeも存在しなかったため、ペルツァルスキー氏は、当時Apple II用の最初のデジタルペイントプログラムの一つであったプログラムのディスクを袋に詰め、説明書をコピーした。

写真: KansasFest
今日のクリエイター、つまりグラフィックデザイン、音楽制作、コンピューターゲーム開発に携わった人々は皆、ペルツァルスキー氏に多大な恩義を感じています。彼はこの夏、カンザスフェストで基調講演を行い、当然の称賛を受けるでしょう。
カンザスフェストは、ミズーリ州カンザスシティで7月16日から21日まで開催される、アップル社初の量産型コンピュータ「Apple II」のファンが一堂に会する1週間にわたるコンベンションです。世界中からレトロコンピュータ愛好家が集まり、その多くは今でもこの愛すべきクラシックマシンのハッキング、ゲーム、あるいはソフトウェアエミュレータの開発に携わっています。
ペルツァルスキーはペンギン・ソフトウェアとポーラーウェアの共同創業者であり、世界中のソフトウェアメーカーが使用するグラフィック作成ツールキット「Graphics Magician」の開発で最もよく知られています。これは史上最も売れたプログラムの一つであり、Adobe Flashの前身と考えられています。
Penguin Software と Polarware も、『Spy's Demise』、『The Quest』、『Transylvania』、『The Coveted Mirror』など、数多くのゲームを出版しました。
1987 年にソフトウェア会社を辞めた後、ペルツァルスキー氏は、演奏者がライブ パフォーマンスにコンピュータ デバイスを組み込めるようにするオンライン教育およびデジタル音楽パフォーマンス用のソフトウェアを作成しました。
ジップロックに詰められた最初のソフトウェアは「マジック・ペイントブラシ」と呼ばれ、Apple IIのカラーグラフィック機能のために特別に設計されました。ペルツァルキはそれを売る代わりに、地元のコンピューターショップで部品や消耗品と交換しました。
1985年のシカゴ・トリビューン紙の記事で、彼はマジック・ペイントブラシを「ただの楽しみのために書いた。アップルの新しいカラー機能をどこまで活用できるか試してみたかったんだ…コンピューターに何かをさせるのが好きなんだ」と述べている。