工業デザイナー:「レンガ」の噂は矛盾している

工業デザイナー:「レンガ」の噂は矛盾している

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工業デザイナー:「レンガ」の噂は矛盾している
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画像提供:Accufusion

Apple Blogotubesは、9to5mac.comの噂について、Interblagの偉人が大げさに騒いでいる。Appleの噂の「Brick」製品は、実は「レーザーと水流を使ってアルミニウムのブロックからMacBookを削り出す」という新しい製造プロセスの愛称だというのだ。さらに、これは「ゲームチェンジャー」「完全な革命」「Appleの10年で最大のイノベーション」だとも言われている。

…いや、そうでもないかもしれない。

コンサルタント会社 frog design の工業デザイナーであり、CNet ブロガーでもあるアダム・リチャードソン氏が指摘するように、レーザーとウォータージェットは Apple 社をはじめ、長年にわたり製造業で使用されてきました。

MacBook の「頑丈な」前面の裏に光る LED は、どうやらレーザーカットでその部分の壁を薄くし、部分的に穴を開けることで実現されているようです。

リチャードソン氏は、既存のiPod Shuffleも同様のプロセスで製造されていると推測しており、MacBook Airにも、実に興味深く独特な製造技術が用いられていることを示す兆候がいくつか見られる。しかし、Appleは本当にアルミニウムの塊からラップトップ全体を削り出すのだろうか?そして、コスト削減になるのだろうか?

このような小型製品であれば、これは可能です。ノートパソコンのような大型製品では、通常、大量の廃棄物が発生します(つまり、環境への配慮はおさらばです)。そして、これが薄い板をプレス加工したり、プラスチックを成形したりするよりも安価だという考えは完全に間違いです。はるかに高価です。

ええ…いいえ。

この件について他の工業デザイナーと話し合ってきたのですが、皆、現在の「ブリック」の噂の根拠が腑に落ちないという意見で一致しています。ある友人は、製造コストが50ドルも高くなるだけで、従来の製造方法と比べて強度も軽さも変わらないかもしれないと推測していました。

Appleは、MacBookとMacBook Proのデザイン言語を刷新するような、画期的なラップトップを準備しているのだろうか? 自社のためにも、そうあってほしいものだ。一体アルミニウムの塊から削り出されるのだろうか? おそらく、今はまだ無理だろう。

物質/反物質