サムスンはゴリラガラスのライバルでジャングルの王者になりたい

サムスンはゴリラガラスのライバルでジャングルの王者になりたい

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サムスンはゴリラガラスのライバルでジャングルの王者になりたい
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サムスン、ゴリラガラスでジャングルの王者を目指すライバルの画像 - cultofandroid.comwp-contentuploads201401gorilla-glass-jpg
コーニング社には将来、サムスンのような新たなライバルが現れるかもしれない。
写真:コーニング社

ゴリラガラス

サムスンは、競合の携帯電話向けにディスプレイ、メモリチップ、ストレージなどを製造するだけでは満足せず、現在「タートル」というコードネームがつけられている、割れにくいゴリラガラスの代替品でコーニング社に対抗しようとしていると報じられている。

中国のソーシャルメディアに掲載された報道によると、サムスンはこの傷防止ガラスをスマートフォンやタブレットだけでなく、テレビやスマートウォッチにも採用する計画だという。サムスンは現在、折りたたみ式スマートフォン(コードネーム「Project Valley」)の開発に取り組んでいると報じられていることから、このガラスは割れることなく曲げられる可能性があるという噂もある。

もしこれが事実なら、自社のスマートフォンの売上が落ち込む中で、他社向けに製造できる部品の種類を増やしているサムスンにとって、これは賢い動きだ。

しかし、サムスンのライバル企業は、この件をそれほど好意的に受け止める可能性は低い。昨年、フォックスコンのCEO、テリー・ゴウ氏は、サムスンが様々な部品を製造する他社にとって大きなリスクをもたらすとして、A9の受注をサムスンから引き揚げるよう働きかけた。

もしサムスンがタートルを現実のものにすれば、同社はほぼ確実に将来のiPhoneやその他のデバイス向けにその素材をアップルに売り込もうとするだろう。それによって将来的に新たな大きな収入源を確立することになる。

出典: GforGames