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写真:フォーブス
アイカーン氏は、ティム・クック氏に宛てた公開書簡を発表して、アップル社に1500億ドルの自社株買いを直ちに実施するよう求めることには抵抗がないかもしれないが、(声高な)物言う投資家のカール・アイカーン氏は、アップル社に対し、iPhoneのSiri機能を動かすソフトウェアのメーカーであるニュアンス・コミュニケーションズ社を買収するよう圧力をかけるつもりは決してないと述べている。
アイカーン氏が仮にAppleによるNuanceの買収を望むとしたら、それはなぜだろうか?投資家として、彼は両社に相当な株式を保有しているからだ。アイカーン氏の会社は、9月30日時点でApple株388万株、8月29日時点でNuance株16.9%を保有している。
しかし、買収がアイカーン氏に利益をもたらす可能性はあるものの、同氏は月曜日のロイター世界投資見通しサミットで、ニュアンスへの投資はアップルへの関与と「全く」関係がないと述べた。
「(AppleにNuance買収を迫ること)は、私が決して細かく指示したり、ティム・クックに伝えることなど考えもしなかったことです」と彼は述べた。「彼にそうするように指示できるほどの専門知識も、その資格があると言えるほどの僭越さもありません」
出典:ロイター