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これまで私が実際に目にした唯一のApple Watchは男性の手首に装着されていたが、世界トップクラスのAppleアナリストの一人によると、これはデジタル時計の人気を示す悪い指標となる可能性があるという。

KGIのアナリスト、ミンチー・クオ氏は投資家向けの新しいメモの中で、Apple Watchの購入者は主に男性であるという調査結果を受けて、2015年のApple Watchの販売予想を3,000万台から1,500万台に引き下げた。

Appleは、小型の38mm Apple Watchが女性専用で、42mmバージョンが男性用であるとは一度も言っていないが、KGIの研究者は小型のApple Watchの需要が42mmユニットよりも大幅に低いことを発見した。

42mmサイズのApple Watchは生産量の60～70%を占めていることが分かっています。しかしながら、38mmモデルの出荷時期は一般的に42mmモデルよりも早くなっています。これは、38mmモデルの需要が42mmモデルよりも大幅に低いためだと考えています。42mmモデルは販売数の80%以上を占めていると推定しています。42mmモデルと38mmモデルはそれぞれ主に男性と女性に購入されていると仮定すると、Apple Watchは主に男性を惹きつけていると言えるでしょう。

女性が38mmの小さなケースではなく、42mmのApple Watchを選んでいるだけなのかもしれません。どちらのサイズも、市場で人気のAndroidスマートウォッチよりもかなり小さいですが、42mmの方がディスプレイが少し大きく、バッテリー駆動時間も長くなっています。

ケイティ・ペリーやビヨンセがApple Watchを愛用していることは周知の事実ですし、Cult of Macの妻たちも何人かApple Watchを注文しています。このデバイスが成熟すれば、きっともっと多くの女性がApple Watchに夢中になるでしょう。

38mmモデルの売上が振るわなかったことを受け、クオ氏は第3四半期の販売台数予測を30%下方修正し、500万台から600万台としました。初代iPhoneと同様に、クオ氏はスマートウォッチのバッテリー寿命、デジタルクラウン、そして真のキラーアプリの欠如など、改善が必要な問題点がいくつかあると考えています。

出典: MacRumors