- ニュース

Office Dropは、いわばミッション特化型のDropboxのようなものです。MacとiOSのクライアントが付属しており、様々なドキュメントをアップロードして共有できます。しかし、一部の人にとっては驚くほど便利な、とんでもない追加機能が一つあります。それは、保存したドキュメントに対して自動OCR(光学文字認識)を実行することです。
新機能はMacクライアントで、Office Dropクラウドサービスにドキュメントをアップロードできます。iOS版に追加されたことで、Office Dropは優れた総合的な同期ソリューションであると同時に、便利なOCRアプリとしても機能します。
Office Dropの核となるのがこのOCRです。iPhoneまたはiPadを使って書類の写真を撮影(スキャン)し、補正してアップロードします。アップロードされると、書類は抽出されたテキストが埋め込まれたPDFに変換されます。これにより、iOSデバイスから直接検索できるようになります。
現在、Mac アプリでは、Spotlight を使用してダウンロードしたファイル内を検索することも、Web バージョンを使い続けることもできます。
アプリは無料で、用途に応じて様々な月額サービスプランをご用意しています。月に50ページしかスキャンせず、検索結果の上位3件以上を表示する必要がない場合は、一切料金を支払う必要はありません。
このサービスをEvernoteと連携させることもできます。EvernoteもファイルのOCR処理は行いますが、その結果はファイル自体に埋め込まれないため、Evernote内でのみ検索可能です。
さて、Dropbox の特定のフォルダに追加したあらゆるドキュメントを OCR できるクラウド サービスを誰かが作ってくれればいいのですが…
出典: Office Drop