Apple、J・J・エイブラムスの『バッド・ロボット』の看板を狙う

Apple、J・J・エイブラムスの『バッド・ロボット』の看板を狙う

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Apple、J・J・エイブラムスの『バッド・ロボット』の看板を狙う
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悪いロボット
J・J・エイブラムスはスタジオへの売り込みに気を取られている。
写真:Joi/Wikimedia Commons

Apple は、JJ エイブラムスと彼の会社 Bad Robot の新たな拠点を目指して競い合うエンターテインメント業界の大物たちの中で、競争力のある弱者のように見える。

スター・ウォーズ過去2作の監督を務めたエイブラムスがパラマウントを離れることになり、ディズニー、ユニバーサル、ワーナー・ブラザーズなど大手スタジオ間での買収合戦が勃発することになる。

業界ニュースサイト「デッドライン」は今週、「バッド・ロボット」の新たな配給先探しの様子を報じた。記者たちはエイブラムス監督が自身の「スター・ウォーズ」シリーズを制作したディズニーを優先する可能性が高いと推測したが、デッドラインはアップルがエイブラムス監督を誘致するための様々な条件を用意していると報じた。

「資金力のあるAppleも魅力的な選択肢だ。同社はハリウッドにおける自社のクリエイティブコンテンツ制作への野望の支点として、エイブラムスを起用しようとしている」と、ライターのマイク・フレミング・ジュニアとネリー・アンドリーヴァは述べている。「Appleの技術力はAppleにとって有利に働く可能性があり、『Bad Robot』にとっての着地点となる可能性もある。しかし、業界関係者は、ストリーミング大手のNetflixや、A級の才能を持つ映画・テレビの大型契約を模索していた資金力のあるAmazonからの買収提案も否定していない」

エイブラムスはすでにAppleと2つのプロジェクトを抱えており、その中にはジェニファー・ガーナー主演のシリーズも含まれています。昨年2月、Appleは別のプロジェクトでもHBOに敗れました。

デッドラインの報道によると、エイブラムス氏を誘致しているスタジオは、エイブラムス氏が映画やテレビの仕事を続けるほか、ビデオゲーム、ライブシアター、音楽分野での取り組みを開始する計画があると聞かされたという。

ユニバーサルは潤沢な資金力を持つと言われているが、エイブラムスと最も密接な関係にあるのはディズニーだ。Deadlineによると、契約は今後数週間以内に発表される可能性があるという。