
Appleの「Beat Goes On」イベントで最も予想外だったニュースとして、CEOのスティーブ・ジョブズ氏が、ハイエンドの8GB iPhoneが2年間のAT&Tワイヤレスプラン付きで399ドルで販売されると発表した。デバイスの出荷開始から3か月も経たないうちに200ドルも値下げされたことになる。
ジョブズ氏は、今月中に100万台目のiPhoneを出荷する予定であり、より手頃な価格にしたいため価格を値下げしたと述べた。また、この値下げは、メール、テキストメッセージ、通話を除くiPhoneのすべての機能を備えた新型iPod Touchに関連した戦略的なものだとも考えざるを得ない。新型iPod Touchは、8GBモデルが299ドルで販売される。iPhoneのサイズが同じで100ドル高く、16GBモデルと同じ価格にするのは、300ドルの値上げよりはるかに受け入れやすい。
それでも、これはiPhoneの成功について何を示唆しているのだろうか。33%の値下げだ。AppleはiPhoneの売上に失望しているのか、それとも単に自社製品と競合しているだけなのか。
ガジェットラボ経由