ウォーレン・バフェット氏の会社が保有株を削減したことでアップル株は下落

ウォーレン・バフェット氏の会社が保有株を削減したことでアップル株は下落

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ウォーレン・バフェット氏の会社が保有株を削減したことでアップル株は下落
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バフェット
ウォーレン・バフェットはAppleの大ファンだ。
写真:CNBC

好況時には、「ウォーレン・バフェット効果」によってAppleの株価は急騰した。世界で最も有名な投資家がAppleを信頼していることを皆に示すためだ。しかし、その逆もまた真なり。バフェット氏の投資会社バークシャー・ハサウェイが明らかに考えを改めれば、株価は下落する可能性がある。

今週まさにそれが起こりました。バークシャー・ハサウェイがアップル株の保有をわずかに減らしたことが明らかになったのです。このニュースを受けて、アップル株は市場前取引で0.5%下落しました。

バフェット氏の会社は2018年末にアップル株の保有を減らしたことが、最近の規制当局への提出書類で明らかになった。AAPLはホリデーシーズンの下落から回復したものの、それでも他の投資家の間では波紋を呼んだ。

誰もパニックにならないでください!

ウォーレン・バフェットは以前、テクノロジーに対して懐疑的だと認めていた。かつては、Appleを「よく理解していない」と認めていた。しかし、近年は状況が変わった。バフェットはAppleの最大の応援団の一人となり、Appleを揺るぎなく支え、大きな成功を収めてきた。Appleはバークシャー・ハサウェイにとって最大の投資先である。

最近の株価下落はわずかな下落に過ぎない。同社のアップル株保有数は2億5,250万株から2億4,960万株に減少した。これは1%の減少だが、それでも一部の投資家を不安にさせるには十分だった。

ロイター通信への声明で、バフェット氏のアシスタントであるデビー・ボサネック氏は、株式売却はバフェット氏の決定ではないと述べた。「ウォーレン氏以外のマネージャーの1人がアップル株を保有していましたが、無関係な購入を行うためにその一部を売却しました。ウォーレン氏の指示下にある株式は、これまで一度も売却されていません。」

現在、アップルの株価は年初来8%上昇している。それでもなお、市場がいかに不安定になり得るかを改めて思い知らされる。特に、純資産約870億ドルを誇る世界有数の富豪が、アップルの株価に疑念を抱いていると見られる状況下ではなおさらだ。

出典:ビジネスインサイダー