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写真:ジム・メリシュー/Cult of Mac
新たな報道によると、Apple は台湾にある秘密の新しい研究施設を使用して、同社の製品に現在使用されているディスプレイよりも薄く、エネルギー効率に優れたマイクロ LED ディスプレイを開発しているとのこと。
従来の液晶ディスプレイとは異なり、マイクロLEDディスプレイはバックライトを必要とせず、より広い色域と高解像度のグラフィックスを提供します。しかし、この技術は歩留まりが低いため、これまでのところAppleが求める量産の可能性は限られています。
AppleがマイクロLEDを研究するのは今回が初めてではありません。昨年、同社はカリフォルニアに拠点を置き、「民生用電子機器向けマイクロLEDディスプレイ」を専門とする小規模企業、LuxVue Technologyを買収しました。
興味深いことに、ディスプレイにOLEDを使用するというトレンドが拡大している中で、マイクロLEDがそれを阻害する可能性について多くの記事が書かれてきました。AppleはすでにApple WatchにOLEDを採用しており、早ければ2017年にはiPhoneのディスプレイにもこの技術を採用する可能性があるとの報道もあるため、このマイクロLED研究が今後どうなるのか非常に興味深く見守っています。
出典:Digitimes