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写真:ティム・クック/Twitter
Appleは本日、世界最大級のテクノロジーファンドの一つに投資することでベンチャーキャピタル事業に参入することを確認した。
ソフトバンクの新たなビジョンファンドはアップルから10億ドルを受け取ったと同社広報担当者が明らかにし、同社が将来の技術へのアクセスを得るためにこの1000億ドルのファンドに投資していることを明らかにした。
「彼らの新しいファンドは、アップルにとって戦略的に重要となる可能性のある技術の開発を加速させると信じている」とアップルの広報担当クリスティン・ヒューゲット氏はウォール・ストリート・ジャーナルに語った。
ソフトバンクのメガファンド
Appleと日本の通信会社ソフトバンクは、iPhoneの開発で長年にわたり協業してきた。同社は昨年10月、1,000億ドルの資金調達を目標とするテクノロジーファンドの設立を発表した。
このファンドは2017年初頭に設立される予定で、資金は機械学習、AI、コネクテッドデバイス、新型ハードウェアといった最先端技術に投資される。このファンドへの投資は、これまで自社が追求する技術について極めて秘密主義を貫いてきたAppleにとって、戦略の転換となる。
ソフトバンクは、このファンドに250億ドルの自己資金を投入する。他の出資者には、450億ドルを投資するサウジアラビア政府も含まれる。