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オバマ大統領は安全上の理由から iPhone の使用は許可されていないかもしれないが、iPhone 6 Plus は最近ホワイトハウスに持ち込まれ、大統領のクリスマスの飾りを撮影した。
「自然な姿を捉えたい場合、人々はモバイル端末に慣れすぎていて反応が遅くなります」と、写真家のブルックス・クラフト氏はTIME誌のインタビューで語った。「その方がチャンスは高まります。ホワイトハウスでもまさにその通りでした」
クリスマス前のイベントはホワイトハウスでの多くの行事よりも形式張ったものではないため(大統領は出席しない)、クラフト氏は「今後、ニュース中心の環境で使うかもしれない新しい機材を試す」機会を得たと語った。
iPhone 6 Plus よりも試してみるのに適したギアはあるでしょうか?
クラフト氏によると、彼が大型の「ファブレット」iPhoneを選んだ主な理由は、暗い場所での撮影に役立つ画像安定化技術のためだという。
「部屋によってはすごく暗いので、そういう時は6 Plusを使いました。画面が大きいのも助かりました。フレームの端の縦線をもっと平行にするためにカメラを頭上に持ち上げる場面もあったんですが、そういう時も画面が大きいと構図を決めるのにすごく役立ちました。」
クラフト氏はまた、iPhone カメラの正方形フォーマットを使用して撮影することを決定しました。
「この形式はホワイトハウスの建築の形式性とよく合うと思いましたし、構成的にこのイベントを見る別の方法にもなりました。」
TIME誌の撮影を定期的に手がけるこの受賞歴のある写真家は、総じて「新しいiPhoneはカメラから取り出した瞬間から色のバランスを非常にうまくとってくれる」とし、「iPhoneは被写界深度が深いので、写真を撮影してすぐに動き回ることができる。この状況では、部屋の中を案内されながら撮影するしかなく、あまり時間がなかったため、このことがうまく機能した」と述べている。
クラフトの写真ギャラリーはここからご覧いただけます。
もちろん、iPhoneのカメラがプロの撮影に使用されたのは今回が初めてではありません。2013年末には、バーバリーがファッションショーの撮影にiPhone 5sを使用し、アカデミー賞を受賞したドキュメンタリー映画『シュガーマンを探して』も同モデルのiPhoneで一部撮影されました。今年初めには、自動車メーカーのベントレーも「Intelligent Details」と題したCMをiPhoneで撮影し、iPadで編集するという決定を下しました。