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アップルの株価は今朝、急落した。これは、クパティーノに本社を置く同社が、予想を下回る需要を理由にiPhone 5の部品発注を削減したという報道を受けてのことだ。月曜日の朝の市場開始時点で、アップルの株価は16.23ドル(3.1%)下落し、504.07ドルとなった。
ロサンゼルス ・タイムズ紙 は、ウォール・ストリート・ジャーナル紙が iPhone 5の部品削減について報じた記事が 「Appleの投資家を驚かせ」、同社の株価をさらに下落させたと報じている。事情に詳しい関係筋は ウォール・ストリート・ジャーナル紙 に対し、iPhone 5のディスプレイの注文がほぼ半減し、他の部品の注文も減少したと語った。
ロイター通信は 月曜日の朝にこの報道を裏付けた。
同紙が事情に詳しい関係者の話として報じたところによると、アップルはジャパンディスプレイ、シャープ、韓国のLGディスプレイに対し、1~3月期の液晶パネル供給量を当初計画の約6500万枚から約半減するよう要請した。また、アップルは他のiPhone部品の発注も削減したという。
AppleはSamsungと並び、米国で成長を遂げているスマートフォンメーカー2社のうちの1社に過ぎない。しかし、新興市場や予算重視の消費者層をターゲットとするSamsungのデバイスラインナップは、今後この韓国企業に優位性をもたらすだろうと一部のアナリストは予測している。
2013年、サムスンはスマートフォン市場シェアを35%にまで拡大し、Appleとの差をさらに広げると予想されています。Galaxy Sシリーズはすでに驚異的な売れ行きを示しており、今後数ヶ月以内には次世代AndroidフラッグシップモデルとなるGalaxy S IVを発表する予定です。
Appleは市場での存在感を維持するため、年末までに低価格のiPhoneを発売するとの報道が数多くありました。しかし、同社のワールドワイドマーケティング担当上級副社長は上海イブニングニュースに対し、Appleは市場シェア獲得のためだけに低価格のiPhoneを発売するつもりはないと語ったと報じられています。
出典: LAタイムズ