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月曜日の報道によると、アップルの年次株主総会では多くの変更が予定されているが、最大のものは共同創業者兼最高経営責任者(CEO)のスティーブ・ジョブズの欠席だという。
ジョブズ氏の不在にもかかわらず、同氏は健康状態や同社の将来に対する重要性をめぐる長きにわたる議論の中心に居続けることになるだろう。
1月、ジョブズ氏はウォール街に対し自身の健康について矛盾したメッセージを送った。最初は単純なホルモンバランスの乱れだと宣言し、その1週間後には「より複雑な」健康問題による病気休暇を発表した。
ジョブズ氏は6月末までに復帰する予定だ。
ブルームバーグによると、同氏の健康状態をめぐる不透明感と同社が株主に矛盾した情報を提供した方法の結果として、水曜日の株主総会は「投資家が誤解されたかどうかを判断する」ための証券取引委員会の調査の最中に行われた。
アップルの大口投資家であるジェイコブ・インターネット・ファンドは、ジョブズ氏の健康状態に関するアップルの最新情報は「せいぜい悪い」ものだと報道機関に語った。
会議中に議題に上がると予想される事項の一つは、ジョブズ氏と他のアップル取締役の再選である。
今週の株主総会の雰囲気を予測していたのかもしれないが、アップルは年次株主総会の映像や音声をストリーミングせず、記者を社外の部屋に限定し、投資家らがカリフォルニア州クパチーノに本社を置く同社に質問することになる。