- ニュース

写真:ヴォロディミル・クルバトフ
コンセプトアーティストが、拡張現実(AR)の有用性に疑問を抱いている人々への答えを作成しました。彼の動画では、AR技術によってApple Cardの残高や最近の取引履歴を一目見るだけで確認できる様子が紹介されています。
今すぐコンセプトビデオの完全版をご覧ください:
動画「拡張Apple Card」は、ヴォロディミル・クルバトフ氏の発案によるものです。「カードに金融情報を表示するデモはたくさんあります。私はそれをさらに一歩進め、状況に応じたインタラクションを探求したいと考えました」とクルバトフ氏は語ります。
4月14日に公開されたコンセプトでは、Apple Cardを手に取るだけで、iPhoneのWalletアプリで残高を確認することなく、拡張現実(AR)を通して残高を確認できるようになっています。カードを裏返すと、最近の取引履歴が表示されます。さらに、カードをタッチすることで表示内容を変更することも可能です。
このコンセプトは今のところ夢の段階ですが、拡張現実が私たちの日常生活をよりシンプルにする可能性を示しています。
2020年はAppleの拡張現実の年になる
アナリストや噂話によると、Appleは2020年にAR(拡張現実)に本格的に力を入れると見られています。すでに2020年モデルのiPad ProにLiDARスキャナーを搭載し、その取り組みは始まっています。今秋発売予定のiPhone Proにも同様の3Dスキャナーが搭載されるとの報道もあり、AR機能が大幅に向上するでしょう。
拡張現実(AR)は現実世界に画像を重ね合わせるため、そのエリアの正確な3Dマップが必要です。クルバトフ氏の構想では、iPhoneはApple Cardの位置と保持方法を正確に把握する必要があります。
また、iOS 14にはARビューアーが組み込まれると言われています。このアプリケーションを使用すると、Apple Cardを表示するだけで実際に追加情報を入手できる可能性があります。
さらに、この会社はARグラスの開発に取り組んでいるとのことで、2年ほどで発売される可能性があります。