中国ZTE、世界の携帯電話販売でアップルを追い抜く

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携帯電話市場において、中国の力を過小評価してはならない。人口の多いこのアジア諸国に拠点を置くZTEは、前四半期に世界第4位の携帯電話メーカーだったAppleを追い抜き、世界第4位となった。

調査会社ストラテジー・アナリティクスが木曜日に発表したように、ZTEは第3四半期に1,850万台の携帯電話を出荷した。これは、2010年の同時期の1,400万台から大幅に増加した。5位に後退したAppleは、iPhoneを1,710万台出荷した。これは前年同期の1,410万台から増加したが、前四半期の2,034万台からは減少した。

研究者によると、世界の携帯電話出荷台数は前年比14%増の3億9000万台に達した。「ZTEの成長は、フィーチャーフォンとAndroidスマートフォンのエントリーモデルにおける競争力のある価格設定によって牽引されている」と、シニアアナリストのアレックス・スペクター氏は声明で述べた。

アップルのCEOティム・クック氏は、同社の最新決算報告会で記者団に対し、中国を「巨大なチャンス」と呼んだ。報道によると、2011年度の同社の収益6ドルのうち1ドルは中国での売上によるものだった。

最新の調査によると、韓国のサムスンが第3四半期にアップルを抜いてスマートフォン販売台数で首位になったことも明らかになった。アップルの販売ランキングの低下は、iPhone 4Sの発売が遅れ、販売台数が2012年度第4四半期、あるいは第1四半期にずれ込んだことが原因だとする見方もある。