- ニュース

写真:Oculus
木曜日の朝、Oculus Riftチームによるライブストリーミングプレゼンテーションで、バーチャルリアリティ(VR)がついにお披露目されました。XboxやPCからストリーミングできるゲームや、Rift本体で直接プレイできるゲームが登場するなど、VRは真のプラットフォームへとますます近づいています。
VRはコンピューターサイエンスやゲーム業界では数十年にわたり話題となっているものの、まだ発展途上の技術であり、様々な問題点を抱えています。『スタートレック』のホロデッキのように、誰もがゲームやファンタジーの世界に没入したいと願ってきました。VRはまさにその可能性を秘めています。吐き気などの動作に関する問題が初期段階で報告されていたため、新たに改良されたデバイスには多くの課題が残されています。
Oculus チームは、ほとんどのゲーマーが楽しく快適にプレイできるように、ハードウェアとソフトウェアの両方を改良することに全力で取り組んでいます。
布張りでバランスの取れた新しいOculus Rift VRコンシューマー向けヘッドセットバンドルには、一体型ヘッドフォンとXbox Oneコントローラーが付属し、初めてVRを体験するゲーマーでも快適にプレイできます。新しいゲーム、プレイヤーがそれらを見つけるための新しい方法、そしてOculusゲーム制作に参入したいインディー開発者を支援するための1,000万ドルの投資も用意されています。

写真:Oculus
さらに?新しいモーションコントローラーのセットが登場します。コードネームは「Half-Moon」。VRで手を使って様々な楽しい操作が可能になります。社内では「Half-Moonプロジェクト」(社外では「Oculus Touch」)と呼ばれているこの2つのミラーコントローラーは、従来のボタンと使い慣れたアナログスティックの両方をプレイヤーに提供しますが、手の存在感、正確な操作、低い精神的負担(手のように動くので考える必要がありません)、そして親指を立てたり指さしたりといったコミュニケーションジェスチャーも行えます。
「入力は難しい」とOculus VRの共同創業者パーマー・ラッキー氏は言う。「だが、私たちはそれを正しくやった。」
Oculusには、コックピットから広大な宇宙を一望できるCCP Gamesのスペースシューティングゲーム「Eve Valkyrie」 、異星を舞台にしたサードパーソンシューティングゲーム「Edge of Nowhere」 、そして、アンビエントで没入感のある時計仕掛けの世界を舞台にしたVRロールプレイングゲーム「Chronos」など、話題作を含む新作ゲームが続々登場します。Chronosは、ストーリーを進めるにつれてキャラクターが成長していく、Gunfire GamesのVRロールプレイングゲームです。これらのゲームに加え、「Damaged Core」、「VR SPorts Challenge」、「Esper」、「AirMechVR」、「Lucky's Tale 」も、来年のOculusの発売と同時に配信予定です。

写真:CCP Games
すべてがうまくいき、ゲーミングPCやXboxコンソールに命を懸けるゲーマーたちがこの技術を採用すれば、まさにビデオゲームの未来が目の前に現れることになるかもしれない。まあ、酔わなければの話だが。