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水曜日に発表された調査レポートによると、iPadの需要増加により、Appleは2010年第4四半期にモバイルPC出荷台数でHPを抜き、市場シェア17%を獲得し、トップに躍り出た。ディスプレイサーチの発表によると、AppleのノートPCとタブレットPCの出荷台数は合計1,020万台で、市場をリードするPCメーカーHPを約100万台上回った。
「今年後半にはAndroid Honeycombベースのタブレットが登場し、タブレットPC市場で競争が激化すると予想しているが、AppleのiPad事業は、出荷数が業界平均の成長率を大幅に上回るノートパソコンのラインを補完するものだ」と、ディスプレイサーチのシニアアナリスト、リチャード・シム氏は声明で述べた。
アップルはPCとタブレットの両方で「大幅かつ包括的な」成長の恩恵を受けているものの、「カニバリゼーション(市場への食い込み)は限定的だ」とアナリストは指摘する。調査会社によると、アップル以外で前年比成長を示したPCメーカーは東芝のみで、第4四半期の出荷台数は15%増の510万台を超え、5位の座を維持した。
HPはモバイルPC出荷台数の15.6%を占め、第2位となった。Acer Group(Founderの出荷台数を含む)は市場シェア14%、出荷台数840万台で第3位となった。Dellは出荷台数の9.9%、出荷台数590万台で第4位となった(最新データによる)。
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