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1985年にスティーブ・ジョブズがアップルを去った後、1997年に華々しく復帰するまでのいわゆる「荒野の時代」の間、アップルは悲惨なほどに道を誤った。次々と駄作をリリースし、デルなどのPCメーカーがクパチーノのかつての誇りであった王座を奪うにつれ、その市場シェアと影響力は低下していった。
1997年にスティーブ・ジョブズ氏が華々しく同社に復帰して初めて、アップルの進路は正され、今日のような企業になったが、四半世紀にわたりスティーブ氏に何十回もインタビューしているジャーナリストのブレント・シュレンダー氏に対し、ジョブズ氏は自分が同社を離れている間に同社の失墜を目の当たりにするのは、自分の子供が連続殺人犯になっていくのを見ているようなものだと語った。
「想像してみてください、あなたが悪い子の母親だと。ジェフリー・ダーマーの母親だと。あるいは、銀行強盗か何かして刑務所に入った強盗の子の母親だと。Appleをそういう子と同じだとは思わないけど、ある意味そう思うんです。子供への愛情はいつまでも消えないものですから」とジョブズは言う。
ジェフリー・ダーマーは、1978年から1991年の間に17人の男性と少年を殺害したアメリカの連続殺人犯であり、性犯罪者でした。彼の殺人には、強姦、遺体損壊、屍姦、そして人食いが含まれていました。ですから、これはかなり極端な比較です。
1993年から1996年の間に撮影された同じ映像の中で、スティーブ・ジョブズは現Apple CEOのマイケル・スピンドラー氏に対しても厳しい態度を取っています。スピンドラー氏は、ニュートンやコープランドといったクパチーノ最大の失敗作の導入期にAppleを率いていた人物です。スティーブによると、スピンドラー氏は電話さえ折り返してもらえなかったそうです。
数年後、もちろん状況は大きく変わり、スティーブは再びアップルのトップに立った。
出典: FastCompany