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写真:サムスン
新たなレポートによると、iPhone 7はまだ公式発表されていないが、サプライヤーはすでに来年のiPhone発売10周年に向けて準備を進めている。
具体的には、Mirle Automationという機器メーカーが、Galaxy S7 edgeや新型Galaxy Note 7などのデバイスに見られる3D曲面ガラス筐体を再現するために必要な技術の開発に取り組んでいると報じられている。そして、その取り組みは成果を上げている。
ミルレ社はすでにフォックスコンテクノロジー社とレンズテクノロジー社から装置の注文を受けており、来年のiPhoneの供給側の生産スケジュールの開始と一致する今年の第4四半期に両社に出荷する予定であると言われている。
報道によると、Appleの次世代スマートフォン向け3D曲面ガラスディスプレイを実際に製造する企業には、Foxconn、Bern Optics、Lens Technologyなどが含まれるという。これらの企業のうち、Foxconnは既にAppleからガラス筐体の「検証」を受けているとされている。
曲面ガラスは、来年の記念モデルiPhoneでAppleがiPhoneフォームファクターに行う大きな変更点の一つだと噂されている。また、OLEDディスプレイもSamsungが製造すると言われている。
iPhoneの外観と雰囲気を盗用したとしてサムスンを訴えた後にアップルがサムスンの曲面ガラスディスプレイを模倣するのは確かに皮肉なことだが、近年この韓国の巨大IT企業にとって曲面スマートフォンがいかに成功しているかを考えれば、この決定は確かに理にかなっていると言えるだろう。
出典:Digitimes