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Appleの内部情報筋が9to5Macに語ったところによると、同社はiOS向けのネイティブスキャナアプリを開発中とのことです。このアプリはiPhoneやiPadをデジタルスキャナに変身させるものです。Appleがモバイルカメラの性能向上を進めていく中で、このアプリはユーザーに外出先でのネイティブスキャンソリューションを提供するでしょう。
アプリは次のように動作します。
- ユーザーはアプリを開き、スキャンしたい書類やオブジェクトにiPhoneをかざします。そして、その写真を撮影します。Appleの内蔵ソフトウェアが、元の書類のサイズに応じて、画像をレターサイズ、名刺サイズ、A4サイズなど、任意のサイズにサイズ変更します。サイズ変更には、従来のスキャン方法とは異なり、単一のスキャンポイントによって歪んだ端を揃えることも含まれます。ユーザーはその後、書類のサイズや用途(名刺など)を手動で変更できます。
- オンボードソフトウェアは画像ブロックをテキストから分離します。
- ここからがややこしいところです。Appleは、デバイス上でのOCRと、代替クラウド方式によるテキスト認識の両方を試していました。サードパーティ製の光学式文字認識(OCR)と自社製ソリューションの比較もテストされていました。
- 結果のファイルは PDF、.Pages として保存したり、連絡先 (名刺など) にエクスポートしたりできます。
このアプリは、Apple独自のiWorkスイートと連携し、書類をPagesにスキャンする機能を持つと思われます。Appleはスキャン関連の特許を複数出願しているため、この種のアプリが実際に開発中である可能性は十分にあります。
9to5Mac は、このアプリが今秋の iOS 5 に含まれるかどうかは不明なので、期待するしかない。
Apple が iOS 用に独自のスキャナー アプリを持つことの利点は何でしょうか?