WeWorkの物語を題材にしたシリーズがApple TV+向けに開発中

WeWorkの物語を題材にしたシリーズがApple TV+向けに開発中

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WeWorkの物語を題材にしたシリーズがApple TV+向けに開発中
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WeWorkの物語に基づいた限定シリーズがApple TV+で間もなく実現する。
写真:Wework

Varietyによると、コワーキングスペースのスタートアップ WeWork の華々しい成功と失敗が Apple TV+ の番組になる予定だという。

Appleは、リー・アイゼンバーグとドリュー・クレベロを起用し、Wonderyのポッドキャスト番組「WeCrashed: The Rise and Fall of WeWork」の全6話を基にした限定シリーズを制作した。シリーズの最終エピソードは今週公開されたばかりだが、Appleは破綻したスタートアップ企業を題材にした初の映画やシリーズの制作に、時間を無駄にしていない。

このシリーズは、かつて500億ドル近くの価値を誇ったベンチャー企業の栄枯盛衰に焦点を当てると報じられている。共同創業者のアダム・ニューマンによる経営不行き届きが発覚した後、同社の価値は2019年10月に約50億ドルまで急落した。

WeWorkの世界が中心舞台に

1月にAppleと複数年契約を結んだばかりのアイゼンバーグは、共同制作者兼ショーランナーを務める。彼は Apple TV+で最も高評価を得ている番組の一つ「リトル・アメリカ」の成功を目の当たりにしている。

現在、WeWork関連のプロジェクトが他に2つ進行中です。Chernin EntertainmentとEndeavor Contentは、ウォール・ストリート・ジャーナルの記者であるエリオット・ブラウンとモーリーン・ファレルによるWeWorkに関する近日刊行予定の書籍を原作としたテレビシリーズを制作しています。HBOのドラマ「サクセッション」でグレッグ役を演じているニコラス・ブラウンは、既に同番組でWeWorkの共同創業者ニューマン役に決定しています。

ユニバーサル社はWeWorkについての映画も製作しており、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』の脚本家チャールズ・ランドルフが、カトリーナ・ブルッカーの近刊WeWorkに関する書籍を映画化する予定だ。