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iPhone 5は来月中国でデビューすると予想されており、このデバイスが中国の電気通信設備認証センター(TENAA)から3番目で最後のライセンスを取得したことで、その可能性は高まっている。
iPhone 5は既に9月と10月に中国の規制当局から2回認証を取得しており、今回の認証が最後のピースとなる。Appleはこれで、既に絶大な人気を誇るスマートフォンを、クパチーノにある同社最大の市場の一つで販売できるようになる。
Appleは中国向けに2種類のiPhone 5モデルを承認している。1つはモデル番号「A1429」を持ち、中国のWCDMA 3Gネットワークと互換性があり、もう1つのモデル「A1442」はCDMA-2000 3Gネットワークと互換性がある。
前者は2億3,300万人以上の加入者を抱える中国聯通(チャイナ・ユニコム)が提供し、後者は1億5,500万人以上の加入者を抱える中国電信(チャイナ・テレコム)が提供を開始する可能性がある。7億人以上の加入者を誇る世界最大の通信事業者である中国移動(チャイナ・モバイル)は、まだiPhoneを提供していない。
アップルのCEO、ティム・クック氏は、直近の四半期決算発表で、iPhone 5が9月までに中国で発売される見込みだと述べた。同社は通常、最新製品を米国で発売してから数ヶ月後に中国で発売している。
出典: Macworld