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写真:PUBG
バトルロワイヤルのヒット作『PlayerUnknown's Battlegrounds』(通称PUBG )の開発者は、App Store と Google Play からクローンとされるゲームを削除することを拒否したとして Apple と Google を訴えている。
韓国のクラフトン社とPUBGサンタモニカは、ガレナ・オンラインが開発したバトルロイヤルゲーム「Free Fire」を対象とする訴訟を起こした。両社は、同ゲームをAndroidとiOSから削除し、金銭的損害賠償を求めている。
PUBGの開発者はFree Fireの打ち切りを望んでいる
PUBGはバトルロイヤルジャンルの先駆けとなった大ヒットゲームの一つです。2017年にデビューし、瞬く間に大ヒットを記録し、『フォートナイト』、『コール オブ デューティ ウォーゾーン』、『Apex Legends』といったライバル作品に多大な影響を与えました。
しかし、クラフトンとPUBGサンタモニカは、特にあるライバル企業に問題を抱えている。シンガポールの企業Garena Onlineが開発したFree Fireは、 PUBGの戦略をあまりにも盗用しすぎていると言われているのだ。
クラフトンとPUBGサンタモニカは、両社に対し、それぞれのアプリマーケットプレイスから「Free Fire」とその別バージョンである「Free Fire MAX」を削除するよう要請したと述べている。しかし、両社とも応じていない。
アップルとグーグルが訴訟
二人は現在、AppleとGoogleを相手取り訴訟を起こし、両社に圧力をかけようとしている。訴訟では損害賠償に加え、「Free Fire」のゲームプレイ動画と同ゲームを原作とした実写ドラマをYouTubeから削除するよう求めている。
クラフトン氏とPUBGによると、 「Free Fire」はApp StoreとGoogle Playで何億本も配信されており、2021年の最初の3か月間で米国だけでGarenaに1億ドル以上の収益をもたらしたという。
この訴訟は現在、米国カリフォルニア州中部地区地方裁判所に係属中である。