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写真:Ste Smith/Cult of Mac
ループ・ベンチャーズのアナリスト、ジーン・マンスター氏の最近の報告によると、アップルは2022年までにオリジナルビデオコンテンツに年間42億ドルを費やすことになるという。
この金額は、Appleが2018年に費やすと噂されている10億ドルの「軍資金」を大幅に上回るものだが、それぞれのビデオ予算に関しては、NetflixやAmazonにはまだ後れを取ることになる。
報告書によれば、2022年までにAmazonはオリジナルコンテンツに83億ドルの予算を投じ、Netflixの68億ドルに次ぐ、テクノロジー大手の中で最大の予算を投じることになるという。
興味深いことに、マンスター氏のレポートによると、Appleは今後2~3年でApple Musicのリブランディングを計画しており、音楽だけにとどまらない幅広い事業展開を反映させるとされています。Apple Musicブランドは2015年6月に立ち上げられ、Appleのマーケティング活動の多くにおいてiTunesに代わってApple Musicブランドが利用されています(ただし、iTunes自体はその後も存続しています)。
これまでのところ、Apple のオリジナルコンテンツの多くは、Carpool Karaokeシリーズや、Apple が制作したもの、あるいは映画祭でのプレミア上映後に同社が取得したオリジナルの音楽をテーマにしたドキュメンタリーなど、主題が広く音楽関連であった。
しかし、Apple は音楽業界を超えて、Netflix、Amazon、Hulu などの企業が制作する番組や映画とより直接的に競争できるような方向を見据えているようだ。
Appleがこれまでに承認したオリジナル番組には、スティーブン・スピルバーグ監督によるリブート版『アメイジング・ストーリーズ』や、ジェニファー・アニストンとリース・ウィザースプーン主演のニュースビジネスコメディなどがある。これらのApple Musicでの配信開始時期は未定だ。
出典:バラエティ