レポート：iPad、韓国で発売前ヒット

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タブレット市場でAppleとAndroidメーカーのGoogleが争う中、カリフォルニア州クパティーノに本社を置くAppleは、韓国で最初の争いを繰り広げることになるかもしれない。iPadの韓国での正式発売は11月30日だが、通信事業者のKTは予約販売開始からわずか1週間で約6万台を販売したと報じられている。

2010年も残り1ヶ月強となった今、韓国におけるAppleのパートナーであるKTは、iPadの販売台数を20万台と見込んでいると地元紙が報じている。ちなみに、SKテレコムのライバルであるAndroidベースのSamsung Galaxy Tabは、発売初週で約2万5000台の予約販売となった。サムスンは11月末までに15万台以上の販売を見込んでいる。

韓国はタブレットベンダーにとって「戦略的な市場」と目されている。韓国の報道によると、LGエレクトロニクスはAppleとSamsungに加え、独自のタブレットを「来年初め」に発表する予定だ。LGのデバイスはGalaxy Tabよりわずかに大きいとされている。

[All Things Digital、Korea Times]