AT&TとAppleはiPhone 4Sのステータスバーに「4G」と表示することを望んでいる [レポート]

AT&TとAppleはiPhone 4Sのステータスバーに「4G」と表示することを望んでいる [レポート]

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AT&TとAppleはiPhone 4Sのステータスバーに「4G」と表示することを望んでいる [レポート]
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スクリーンショット 2011年10月7日 午後4時11分27秒

アップルが火曜日にiPhone 4Sを世界に向けて発表した際、HSPA+のデータ速度を利用できるというこのスマートフォンの性能に、一部の人々は驚きを隠せませんでした。通信事業者は4Sを「4G」デバイスとして宣伝するつもりなのでしょうか?

AppleとAT&Tは、iPhone 4Sのステータスバーに表示される3Gインジケーターを「4G」に置き換える作業を進めているようです。iPhone 4Sは本当に安定した4G速度を実現できるのでしょうか?おそらく無理でしょう。

次に私が入手した情報は次のとおりです。

AT&TとT-Mobileは、過去1年間、アップグレードされたHSPA+ネットワークを「4G」としてブランド化する取り組みを主導してきました。しかし、これらのネットワークは歴史的に「4G」の定義には当てはまりません。また、AT&TがLTEの展開を同時進行していることを考えると、顧客にとっては混乱を招くメッセージとなる可能性があります。とはいえ、AT&Tのネットワークブランド化への取り組みが減速する兆候は見られませんが、少々衝撃的なニュースがあります。同社はどうやら「Appleと協力して」iPhone 4S(iPhone 4の7.2Mbpsから14.4Mbpsに向上)のステータスバーにも「4G」と表示するよう変更しようとしているようです。

iPhone 4Sの最高速度が14.4Mbpsだからといって、AT&Tで頻繁にそのような高速通信が実現できるわけではありません。iPhone 4SはLTEではなくHSPA+技術を採用しています。従来、HSPA+は「4G」規格とはみなされていませんでした。しかし、通常の3Gよりも高速であるという事実から、通信事業者はスマートフォンに4Gというブランドを付ける必要性を感じているのです。(売上のためなら何でもするのです。)

AT&TのLTEネットワークは、米国の主要都市の一部で徐々に展開されています。LTEの普及が全米で顕著なレベルに達するには、少なくとも2012年までかかるでしょう。

Gizmodo は、AT&T と Apple が iPhone 4S のステータスバーに「4G」と表示させる作業を進めていることを確認した。ただし、技術的に「4G」とみなされる速度には達しない。

やったー。