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iPhoneやiPadをスピーカードックに接続して使っている人なら、部屋の反対側から操作できたらどんなに素晴らしいか、きっと分かるでしょう。Appleが出願した特許の一つによると、同社はすでに解決策の開発に取り組んでいるようです。この特許出願によると、将来のMacやiOSデバイスは、特別なジェスチャーを使って遠くから操作できるようになる可能性があるとのことです。
この特許出願は今週、米国特許商標庁によって公開され、「ジェスチャーを用いたリアルタイムのビデオプロセス制御」と題されています。この特許出願では、赤外線センサー、光センサー、その他の方法で検知されたハンドジェスチャーを用いて、モバイルデバイス上のビデオ録画を遠隔操作・編集できる機能が説明されています。
提出書類には次のように記されている。
「タッチセンシティブ入力デバイス上またはその近くで適用されるタッチベースのジェスチャと同様に、手のジェスチャを解釈して、ビデオキャプチャデバイスによるビデオのリアルタイム処理の指示を提供できます。」
モバイル デバイスはますます小型化しており、録画中にタッチ スクリーンを使用してデバイスを動かす必要があるため、Apple はタッチ ジェスチャを、デバイスをリモートで制御できる代替手段に置き換えることを目指しています。
しかし、ジェスチャーだけが唯一の選択肢ではありません。特許には、複数のiOSデバイスを相互に操作できることも記載されています。例えば、上の図に示すように、動画を録画中にiPadからBluetooth経由でiPhoneを操作することも可能になります。
Apple の特許ではビデオの録画と編集中の制御についてのみ言及されていますが、音楽を再生しながら部屋の反対側から iPad を制御したり、ホームシアター デバイスとして使用されている Mac を制御したりするなど、他の場合にこれらの制御がどのように機能するかは容易に想像できます。
[ AppleInsider経由]