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写真:X/Apple
イーロン・マスク氏がXで反ユダヤ主義的なコメントを支持する投稿をしたことを受けて、アップルはマスク氏が所有するソーシャルネットワーキングサービスでの広告を一時停止したと報じられている。
ディズニー、IBM、ライオンズゲートも、以前はTwitterとして知られていたサービスでの広告を停止したとみられる。
AppleがX(旧Twitter)の広告を撤回
テスラとスペースXも経営するマスク氏は、「私の代名詞はProsecute/Fauciです」といったXへの投稿で、自身の政治的傾向を隠そうとはしていない。2022年初頭にマスク氏がXを買収して以来、彼の物議を醸す意見は多くの広告主を遠ざけてきた。しかし、アップルはXの支持を維持し、定期的に広告枠を購入し、製品やイベントを宣伝している。
しかし、iPhoneメーカーは今やそのような広告を一時停止したと、Axiosが金曜日に報じた。この動きは、マスク氏が反ユダヤ主義的と広く見なされる発言を支持したことで、新たな論争を巻き起こした直後のことだった。
水曜日に最初に投稿された記事には、「ユダヤ人コミュニティは、自分たちに対して使うのをやめてほしいと言っているのと全く同じ種類の弁証法的な憎悪を白人に対して押し付けてきた」と書かれていた。これに対し、マスク氏は「あなたは真実を言った」と返答した。
Appleだけではない。IBMも金曜日、Xへの広告掲載を中止した。ワシントン・ポスト紙によると、同社の広告がナチス支持の投稿の隣に掲載されていたという報道を受け、この措置を取った。Appleの親パートナーであるディズニーもその後すぐに追随した。ロイター通信によると、映画製作会社ライオンズゲートもXへの広告掲載を停止した。