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4月24日のApple Watchの発売に先立ち、クパチーノ発のデビューウェアラブルは、オーストラリアの雑誌『エル』の新しいスタイルガイドとともにワールドツアーを続けている。このスタイルガイドでは、カクテルパーティーから職場まで、あらゆる場所でAppleのスマートウォッチをシックなウェアラブルとして使用する方法をアドバイスしている。

例えばカクテルパーティーなら、「タキシードスーツとセクシーなヒール（ル・スモーキング・サンローラン風にアレキサンダー・ワンのブラックヒールを合わせたスタイルなど）、もしくは脚に自信があれば、キラキラ輝くカクテルドレスを合わせるのがおすすめです」と雑誌は提案しています。週末なら、「トラックスーツ、彼氏のシャツ（袖を折り返してゆったりと着る）、そしてシックなカシミアのオーバーコートを合わせて」着こなすのもいいですね。

確かに、Apple Watch が「素敵なカクテルリングとカルティエのラブブレスレット」と連動するかどうかよりも、バッテリー寿命やアプリの発売ラインナップに興味がある技術者にとっては、少し馬鹿げているように聞こえるかもしれない（ネタバレ：連動します）。しかし、これは、Apple がテクノロジー層だけでなくファッション層もターゲットにすることで、スマートウォッチの新しい大衆市場を開拓しようとしていることのもう一つの例だ。

撮影時の写真があと2枚あります。

Appleが新しいウェアラブルデバイスでファッション誌をターゲットにしたのは今回が初めてではない。これまでにも 、香港を拠点とする女性ファッショニスタ向けの広東語雑誌「  East Touch」や「Vogue」 3月号など、数多くの国際的なファッション誌でこのデバイスが紹介されている。

エルの編集長も新しいApple Watchの簡単なレビューを掲載し、次のように結論づけている。

欲しい！エディション版が1万ドルもするのは残念。だって、断然一番美しいから。でも、もっと手頃なバージョンの機能性は断然気に入ってる。次の会議とか、必要な情報がすべて手首で一目でわかるってのがすごくいい。1時間に1回デスクから立ち上がって体を動かすように促してくれるし、すべてのアクティビティを記録してくれるのも嬉しい。それに、メッセージを読ませたい時や、どこかへ行かなきゃいけない時に、さりげなく手首をタップしてくれる（邪魔な音やバイブレーションはもうない）のも嬉しい。人生を変える？iPhoneみたいに変わることはないかもしれない。でも、手首に映えて男友達をうっとりさせる、楽しい新しい腕時計になる？もちろん。「Get Smart」みたいに、腕時計に向かって話しかけたいと思ったことがない人なんていないはず。

出典: Elle.com.au