Rogue AmoebaがApp Storeから撤退した最新の開発者に

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Rogue AmoebaがApp Storeから撤退した最新の開発者に
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Rogue Amoebaは、Appleの長引く審査プロセスに不満を抱き、App Storeから撤退した最新のデベロッパーとなった。金曜日のブログ投稿によると、同社は「今後、iPhoneアプリの追加開発は予定しておらず、既存のiPhoneアプリのアップデートもほとんど行われないだろう」とのことだ。

iPhone向けFacebookアプリの開発者であるジョー・ヒューイット氏は木曜日、レビューへの「哲学的な反対」を理由に、iPhone向け開発を中止すると発表した。ヒューイット氏と同様に、Rogue Amoebaの開発者であるポール・カファシス氏も、カリフォルニア州クパチーノに拠点を置く同社が「ゲートキーパーのような役割」を果たし、開発者がユーザーにソフトウェアを届けるのを妨害しているとApp Storeの顧客に対し訴えた。


カファシス氏によると、Appleは、開発者の人気アプリ「Airfoil Speakers Touch」のバグ修正を承認するのに4ヶ月もかかったという。このアプリは、iPhoneやiPod touchのユーザーがYouTubeクリップの音声をスピーカーから出力できるものだ。Appleは当初、このアプリのナビゲーション部分に「Apple所有のグラフィックシンボル」が使用されていたため、承認を渋った。開発者は、Appleの審査プロセスには「応答の遅さ、遅延、そしてディザリング」が含まれていたと非難した。

「その間ずっと、バグだらけで著作権を侵害しているとされるバージョンがまだ利用可能だった。『壊れている』としか言いようがない」とカファシス氏は記した。

カファシス氏は今後はMac用ソフトウェアの開発に注力していくと語った。

[9to5Mac、iClarified、Rogue Amoeba Blogより]