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写真:Ed Hardy/Cult of Mac
HomePod 2と(なんと!)HomePod miniには、どちらも温度センサーと湿度センサーが搭載されています。Appleのホームアプリでこれらのセンサーを使ってHomeKitアクセサリを操作したり、リビングルームの温度を知らせたりすることもできます。
Apple の大型および小型スマートスピーカーのセンサーの使い方を説明します。
HomePod miniの秘密センサーが作動しました
HomePod 2 の新機能の 1 つは、オリジナルには搭載されていなかった温度と湿度のセンサーです。
HomePod miniにも同じセンサーが搭載されていることは長年知られていましたが、有効化されていませんでした。しかし、iOS 16.3のリリースと、スマートスピーカーの同等のソフトウェアアップデートにより、状況は変わりました。
つまり、iOS 16.3、iPadOS 16.3、またはmacOS 13.2以降を実行している限り、大型HomePodと小型HomePodの両方のセンサーが作動します。さらに、HomePod本体もアップデートする必要があります。 スマートスピーカーのアップデート方法については、Cult of Macのガイドをご覧ください。
HomePodで温度と湿度を確認する方法

写真:Ed Hardy/Cult of Mac
HomePod がある部屋の温度または湿度のレベルを知りたい場合は、iPhone などの Apple デバイスでホーム アプリを開きます。
左下のホームボタンを押してホーム画面に戻ります。ホーム画面に戻ったら、天気ボタン(上図の左側)を探します。タップしてください。
表示されたページの上部近くに、温度と湿度(上記右側)のボタンがあります。タップすると詳細情報が表示されます。温度は正確な数値ではなく、範囲で表示されることをご承知おきください。
ホームアプリで自動化を作成する

: Ed Hardy/Cult of Mac
新しいHomePodセンサーは、スマートスピーカー周辺の状況を把握するだけでなく、オートメーションにも活用できます。例えば、冬の間は室温を50度(摂氏約10度)まで下げつつ、室温が68度(摂氏約20度)を下回ると自動的に停止するスペースヒーターで寝室を暖めることができます。
制御するデバイスが HomeKit をサポートしているか、HomeKit 対応のスマートプラグに接続されている限り、自動化の作成は簡単です。
- まず、 Apple のホーム アプリを開き、画面の下部にある自動化アイコンをタップします。
- 「自動化」ページに移動したら、画面の右上隅にあるプラス記号をクリックして、新しい自動化を作成します。
- ポップアップウィンドウで、「自動化を追加」を選択します。表示される「新しい自動化」ページ(上記左側に表示)で、「センサーが何かを検知」をタップします。
- 以下は、利用可能なセンサーの一覧である「センサー自動化」ページ(上記中央に表示)です。HomePodSensor というラベルが付いた2つの新しいセンサーが追加されています。1つには温度計が、もう1つには湿度アイコンが表示されています。
- この例では、温度計の右側にあるチェックボックスをタップし、右上隅の [次へ]をタップします。
- アクセサリ自動化ページ(右上に表示)では、温度が指定温度を超えたり下回ったりした際にHomeKitアクセサリを起動するオプションが表示されます。オプションを選択して「次へ」をクリックしてください。
- 次のページでは、指定した温度に達したときに作動するアクセサリを選択できます。特定のアクセサリを選択することも、複数のアクセサリをまとめてシーンに組み込むこともできます。この例では、寝室のヒーターを選択します。「次へ」をタップします。
- 最後の画面では、作成したオートメーションの概要が表示され、指定した温度に達したときにHomeKitアクセサリのオン/オフを切り替えるオプションが表示されます。選択して「完了」をクリックします。
もちろん、HomePodの新しいセンサーには他にも用途があります。例えば、地下室の湿度管理もその一つです。シンプルな除湿器では、電源のオン/オフ時に正確な湿度レベルを指定できないことがよくありますが、HomePodとHomeKitプラグを使えば、この用途にも使えます。