アナリスト:Macの売上は26%増加し、PCを大きく引き離す

アナリスト:Macの売上は26%増加し、PCを大きく引き離す

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アナリスト:Macの売上は26%増加し、PCを大きく引き離す
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アップルストア5番街

木曜日、低迷するPC市場においてAppleを称賛する声に、新たなアナリストが加わった。Macの売上は2010年に26%増加し、前年比わずか16%増と予測されるPCの売上をはるかに上回る見込みだ。

今後の展望について、カリス・アンド・カンパニーのアナリスト、ロバート・シクラ氏は、2010年にアップルが市場シェアの4%を占め、さらなる成長に向けて「かなりの余地」が生まれると予測した。


アナリストは投資家に対し、2010年のAppleの成長率はPC市場を1.6%上回ると予測した。Cichra氏はAppleを「PC市場における最良の投資先」と評し、カリフォルニア州クパチーノに本社を置く同社を「最も(実際、唯一)革新的で、(ハードウェアとソフトウェアの)価値が最も高く、収益性の高いPCベンダー」と評した。

この発言は、9月のMacの売上が前年同期の2.3%から16.4%増加したという以前の報告を反映するものだ。ニーダム・アンド・カンパニーのアナリスト、チャーリー・ウルフ氏は投資家に対し、iPhoneの「ハロー効果」が要因となっている可能性があると述べた。

アナリストによると、Appleの1台当たりの粗利益は推定340ドルで、競合他社の2~3倍の利益を上げている。2009年のネットブックの台頭は、PC価格の「残酷な」下落を招き、前年比で推定16%の下落となった。

しかし、PCメーカーは2年遅すぎたとはいえ、Appleから教訓を得つつあるのかもしれない。Appleは2007年にノートパソコンの価格をデスクトップより引き下げたが、PCメーカーはノートパソコンがデスクトップより人気が高まっていることにようやく気づいた。アナリストによると、2009年初頭、HPはPCメーカーとして初めて、ノートパソコンの平均価格をデスクトップより低く設定した。

[AppleInsider経由]