
写真:Apple
音声入力機能は飛躍的に向上しており、iOS版AppleのSiriはこの技術の優れた実装例の一つです。音声入力中に句読点(カンマ)を打てるということはご存知かもしれませんが、音声入力のパフォーマンスをさらに向上させるコマンドが他にもあることをご存知ないかもしれません。音声入力だけで文章を作成でき、しかも誰も違いに気づかないほどです。
ここにいくつか良いものを挙げておきます。
音声入力中に「All Caps(すべて大文字)」と言うと、次に音声入力する単語がすべて大文字になります。例えば、「All Caps Happy Tuna」と言えば、HAPPY tunaと入力されます。次の単語の最初の文字だけを大文字にしたい場合は、「Caps」と言えばSiriが自動で処理してくれます。「Upper Case(大文字)」と言えば次の文字が大文字になるので、頭字語を綴るときに便利です。また、「Caps On」と言えばCaps Lockが有効になり、「Caps Off」と言えば無効になります。
「数字」と言ってから数字を入力すると、Siriは文字ではなく数字を入力します。つまり、「数字 5」と言えば、「five」ではなく「5」と入力されます。
段落を変えたい場合は「新しい段落」、行を変えたい場合は「新しい行」と言いましょう。スペースを入れたくない場合は「スペースなし」と言えば、Siriは最後の単語と次に音声入力する単語の間にスペースを入れません。つまり、「hot No Space dog」と言えば「hotdog」になります。
「スペースなしオン」にすると、スペースが完全にオフになります。これは、例えば一般的な単語で構成されたパスワードを音声入力するときに便利です。このモードをオフにするには、「スペースなしオフ」と言うだけです。完了です。
iPhone、iPad、iPod touchで音声入力を活用して、時間をもっと有効活用するのに役立つと嬉しいです。ぜひお楽しみください!
出典: OS X Daily