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写真:ジム・メリシュー/Cult of Mac
アップルミュージックのシニアディレクターを退任したイアン・ロジャース氏は、ルイ・ヴィトン、マーク・ジェイコブス、ブルガリなど有名高級ブランドを所有するフランスの高級品企業LVMHに新最高デジタル責任者として入社する。

写真:LinkedIn
ロジャーズ氏は、Apple Musicのラジオ局「Beats 1」の立ち上げに重要な役割を果たしたが、そのわずか2か月後にAppleを退社した。2014年8月にAppleに入社する前は、Beats MusicのCEOを務めていた。
ロジャーズ氏が突然アップルを去った当時、彼の今後の予定については何も語られておらず、ヨーロッパで「無関係な業界」で働くということだけだった。LVMHによると、ロジャーズ氏はカリフォルニアの自宅を離れ、新しい職場があるパリに移住するという。
彼がなぜアップルを去ったのか、そして誰がその決断をしたのかはまだ明らかにされていないが、確かに興味深い動きだ。時計職人から服飾の専門家、小売業界のエキスパートまで、長年アップルが人材獲得に奔走してきた中で、今回の離脱はファッション業界にとって大きな収穫と言えるかもしれない。
出典: Re/code