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写真:Apple
Appleの経営陣は本日、大幅な刷新を余儀なくされる。まず、デザイン部門の責任者であるジョニー・アイブ氏が退任し、後任として2人の新人が就任するというニュースが報じられた。そして今度は、Appleがオペレーション担当のシニアバイスプレジデントを新たに迎え入れたようだ。
アップルのベテランであるサビ・カーン氏は、1990年代からアップル製品の市場投入で重要な役割を果たしてきた後、アップルの経営陣に加わった。
カーン氏は引き続きAppleのCOOジェフ・ウィリアムズ氏に報告します。新たな役割として、彼はAppleのグローバルサプライチェーンを統括します。製品の品質確保、企画、調達、製造、物流、そして製品フルフィルメントの監督を担います。Appleのサプライヤー責任プログラムも彼の管轄下にあります。
「サビは情熱を持ってオペレーションチームを率いています」とティム・クックは声明で述べています。「彼と世界中のチーム全員は、お客様に比類のない体験を提供すること、世界中の従業員を尊厳と敬意を持って扱うこと、そして未来の世代のために環境を守ることに尽力しています。」
カーン氏の新たな職務の多くは、以前はティム・クック氏の右腕であるジェフ・ウィリアムズ氏が担っていました。しかし、ジョニー・アイブ氏がAppleを去ったことで、ウィリアムズ氏はApple Watchの開発でAppleのデザインチームと緊密に連携していたこともあり、今後はより多くの時間をAppleのデザインチームで過ごすことになります。
「サビ氏とは20年以上も共に働くという光栄に恵まれました。彼ほど才能豊かなオペレーション・エグゼクティブは、地球上のどこにもいないでしょう」とウィリアムズは語った。「彼は世界クラスのリーダーであり、協調性も兼ね備えています。Appleの歴史において、オペレーション・チームにとって最高のリーダーとなることは間違いありません。」