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スクリーンショット:Ian Fuchs/Cult of Mac
Spotifyが今週リリースする新機能のおかげで、音楽アーティストは未発表曲を宣伝する全く新しい方法を手に入れることになる。
Spotifyの厳選プレイリストに曲を載せることは、アーティストやバンドのプラットフォーム上での認知度を大きく向上させる可能性があります。そこで本日より、Spotify for Artistsアカウントをお持ちのメンバーは、未発表曲をSpotify編集チームに直接送信し、プレイリストへの掲載を検討してもらえるようになりました。
Spotifyは、新しいベータ機能の詳細を説明したブログ記事の中で、この提出ツールによって編集者がより良いプレイリストを作成し、アーティストがより良いプレイリストに選ばれる可能性が高まることを期待していると述べています。
プレイリストのトラックを厳選する
ラジオ局で見られるような、有料で音楽を聴く仕組みが行われているのではないかと心配しているアーティストやリスナーに対して、Spotify はそのようなことは起こらないと述べている。
「一つ明確にしておきたいことがあります。Spotifyの編集プレイリストに追加されるためにお金を払う人はいません」と同社は述べている。「Spotifyのエディターはリスナーを念頭に置いて曲を選んでいます。彼らは、リスナーコミュニティに最も共感される曲に関するデータに基づいて、これらの決定を下しています。」
新しい提出ツールのおかげで、インディーズアーティストの選考通過が少し楽になるはずです。アーティスト、レーベル、マネージャー、そしてアーティストのチームに所属する方なら誰でも、この新しい提出ツールをお試しください。
この新しいベータ機能により、プレイリストのキュレーションにおいてSpotifyはApple Musicよりも優位に立つ可能性があります。Spotifyは以前は楽曲の選出にアルゴリズムに頼っていましたが、現在は世界中に100人以上のエディターチームを擁し、選曲を行っています。
Spotifyは、アーティストに対し、新曲を審査対象として提出する際には、できるだけ具体的な情報を提供することを推奨しています。ジャンル、ムード、その他のデータポイントは、Spotifyが楽曲をどのジャンルに当てはめるかを判断する上で役立ちます。毎週7万5000人以上のアーティストが編集プレイリストにフィーチャーされているため、Spotifyによると、この新しいツールは現在開発中であり、アーティストにとってより使いやすいものになるよう、時間をかけて調整していくとのことです。