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写真:Apple
AppleのiPhone 17シリーズは、大幅に高速化された有線充電に対応しています。わずか20分で最大50%まで充電でき、以前のiPhoneよりも10分も高速です。
ただし、速度の向上はiPhone 17、iPhone 17 Pro、17 Pro Maxにのみ適用されます。iPhone Airは20Wの充電速度のみに対応しています。
Apple、ついにiPhone 17の充電を高速化
Appleは「Awe Dropping」イベントで新型iPhoneのバッテリー駆動時間延長について語りましたが、充電間隔の延長は重要な要素の一つに過ぎません。充電速度の高速化も同様に重要です。そしてAppleは、iPhoneの有線充電速度を大幅に向上させました。
2017年のiPhone Xで、Appleはわずか30分の充電でバッテリー容量を50%まで充電できると謳っていました。その後何年もの間、このタイミングは変更されていませんでしたが、新型モデルにはより大きなバッテリーが搭載されていました。
iPhone 17シリーズは、0%から50%までの充電時間を大幅に短縮し、この状況を変えました。iPhone 17とiPhone 17 Proでは、ほぼ空のセルから50%まで充電するのに30分もかかっていたのが、20分で完了します。10分の短縮は理論上は大したことないように思えるかもしれませんが、実用上は大きなメリットとなります。
薄型設計と過熱の危険性のため、iPhone Air の充電速度は 20W に制限されており、30 分でセルを 0% から 50% まで充電することができます。
このような高速充電を実現するために、Appleは40Wの電源アダプタの使用を推奨しています。30Wのアダプタでは、空のセルから30分で50%しか充電できません。
ワイヤレス充電速度も変更はなく、30W MagSafe 充電器を使用すると 30 分で 50% まで充電されます。
新しい熱設計により充電速度が向上
新しいiPhoneは、以前のモデルと比較して、バッテリー残量ゼロの状態から40Wの高出力充電をより長時間持続できるようです。Appleが改良した熱設計が、放熱性を向上させて充電速度を一定に保つという点で重要な役割を果たしていると考えられます。
言及されていませんが、フル充電にかかる時間も短縮されるはずです。ただし、Appleはバッテリー残量が80%に達すると充電速度を大幅に低下させる傾向があるため、劇的な改善は期待できません。