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バンダイナムコが4月中旬に開催したプレスイベントでは、サプライズ発表や驚くようなデモンストレーションは少なかったものの、近日発売予定のPCゲームが1本だけ期待できそうだ。その名も「Rise of Incarnates」。4人対戦の対戦格闘ゲームで、プレイヤーはスーパーヒーローチームの片方を操作し、廃墟と化した街を舞台に戦う。
『ライズ・オブ・インカーネイツ』は、日本のアーケードゲームおよびPS3用ゲーム『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』で登場した2対2の格闘ジャンルをベースにしています。2人の敵と味方が戦うことで、戦闘は様々な展開を見せます。1人の戦闘員と互角に戦えることもあれば、突然数で圧倒されることもあり、あるいは単独の戦闘員に集団で襲いかかることもあります。戦闘員がアリーナを飛び回るにつれ、それぞれの戦闘の様相は劇的に変化していきます。
これらのアリーナは事前に破壊された状態で提供されます。
『ライズ・オブ・インカーネイツ』では、強大なパワーを持つスーパーヒーローを操作します。今回試用した4人のキャラクターは、炎の悪魔メフィストフェレスに変身する、髪をなでつけた勇敢なジェドレックと、グールの軍団を召喚できるマッドサイエンティストのドクター・ワタウです。さらに、しなやかなミレイアと、攻撃速度とパワーが大きく異なる巨体のアレスもいます。最終的には約20体のキャラクターが登場し、発売後に徐々に追加される予定です。

各キャラクターは近距離と遠距離の攻撃手段を持ち、剣を振り回したり、銃やエネルギー弾を発射したりします。さらに、スーパーアタックをチャージしたり、アリーナ内を自由に飛び回ったりすることも可能です。ただし、アリーナはほぼ完全に無人で、バスなどの破壊可能なアイテムがいくつかあるだけです。これらのアリーナは事前に破壊された状態で登場し、ニューヨークやパリといった都市の廃墟を舞台としています。
Rise of Incarnatesは基本プレイ無料のゲームなので、初期ダウンロード費用を支払うことなく、すぐに試合に参加して戦闘に参加できます。ただし、武器、衣装、消耗品など、追加のカスタマイズや利便性向上のために料金を支払う機会もあります。

スピーディーで多彩なアクションが楽しめる『Rise of Incarnates』を実際にプレイしてみました。キャラクターはどれも個性的で、どんな新しい挑戦者が参戦するのか楽しみです。ただ残念なのは、アリーナが狭く感じられたことと、ゲームがまだ初期段階だったため、プレイしたノートパソコンでは動作が重く、少しラグが発生していたことです。
『ライズ オブ インカーネイツ』は年末までに発売予定ですが、バンダイナムコのウェブサイトでアルファテストに参加登録できます。また、初期段階の4人のキャラクターを紹介する無料オンラインコミックを読んで、ストーリーの雰囲気を掴むこともできます。まだ初期段階ですが、『ライズ オブ インカーネイツ』は楽しい格闘ゲームになりそうです。価格も魅力的ですので、今年後半の発売をお楽しみに。