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写真:Apple
Appleは、AI搭載のiPhoneチップで人工知能をまったく新しいレベルに引き上げる計画を立てていると言われている。
アマゾンやグーグルとの競争に追いつくため、アップルはバッテリー寿命の改善につながる可能性のある人工知能コマンドの処理専用の新型シリコンの開発に取り組んでいるエンジニアチームを編成している。
「AppleはAI関連のタスクに特化したプロセッサの開発に取り組んでいる」とブルームバーグは報じている。「社内ではApple Neural Engineと呼ばれるこのチップは、同社のデバイスが人間の知能を必要とするタスクを処理する方法を向上させるだろう。」
同サイトの情報筋によると、このチップの主な用途は顔認識と音声認識になるという。Apple Neural Engineを搭載した将来のiPhoneのプロトタイプはすでにテスト段階に入っている。
このチップが iPhone 8 に搭載されるかどうかは不明だ。だが、超強力な Siri がデバイスの主要機能の 1 つになるはずなので、そうなる可能性はある。
写真の顔認識、Siriによる音声認識、予測キーボード機能といったタスクをApple Neural Engineにオフロードすることで、このチップを搭載したiPhoneとiPadのバッテリー駆動時間が大幅に向上するはずです。Appleは開発者にもこのチップへのアクセスを提供し、サードパーティ製アプリがAIタスクをこのチップにオフロードできるようにする予定です。