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COVID-19コロナウイルスが世界中で蔓延している今、手洗いの仕方を学ぶ時間を取る価値があります。政府の公式アドバイスによると、接触は致死的なウイルスの感染経路として最も可能性の高いものではないとされています。しかし、ビル・ブライソンの最新著書『The Body』によると、一般的に接触はキスよりも感染を広げる可能性が高いとのことです。つまり、手洗いは風邪やより深刻な病気を予防する最良の方法の一つなのです。

おそらくあなたは一日を通して何度も手を洗っているでしょう。しかし、外科医でもない限り、きちんと洗っていないのではないでしょうか。

頻繁に洗う、徹底的に洗う

米国の主要公衆衛生機関である疾病管理予防センター（CDC）は、手洗いのタイミングと方法についてウェブページを公開しています。要点は、頻繁に、そして丁寧に手洗いをすることです。そのためには、石鹸と水、そして時間が必要です。

• きれいな流水（温水または冷水）で手を濡らし、蛇口を閉めて石鹸をつけます。
• 石鹸を両手にこすりつけて泡立てます。手の甲、指の間、爪の間まで泡立てましょう。
• 少なくとも20秒間手をこすります。タイマーが必要ですか？「ハッピーバースデー」の歌を最初から最後まで2回ハミングしてみましょう。
• きれいな流水で手をよくすすいでください。
• 清潔なタオルで手を拭くか、自然乾燥させてください。

基本的な手順としては良いのですが、「ハッピーバースデー」をハミングする部分はちょっとおかしいですね。まるでスティーブン・キングのテレビドラマの駄作からそのまま出てきたような感じで、きっとあなたも周りの人も気が狂いそうになるでしょう。

しかし、実際には、私たちは皆、多かれ少なかれ正しい手洗いの仕方を知っています。それならば、正しくない洗い方を知り、その知識を活用してよくある間違いを避ける方が、実際にはより有益かもしれません。これは1978年の研究から引用した、手洗いの際に最も見落とされがちな箇所を示した図です。

今、想像上のスクラブで両手をこすり合わせてみると、これが非常に正確であることがわかるでしょう。私たち人間の手洗い技術は、1970年代後半からほとんど向上していないと言えるでしょう。このグラフィックをトイレに貼れば、「今すぐ手を洗いましょう」という注意書きをどれだけ貼っても及ばないほど、手洗いの効果は飛躍的に向上するはずです。

公衆トイレで手を洗うべきでしょうか？

公衆トイレで用を足した後、ついつい手を洗わずにいてしまいたくなるかもしれません。だって、細菌だらけの表面に触れる前にトイレから出た方がいいですよね？でも、それは間違いです。何も触っていないと思っていても、実はほぼ確実に触っているのですから。

「2011年の研究では、公衆トイレの水洗レバーに大便細菌が付着していたほか、トイレのドア、個室のドア、蛇口のハンドル、石鹸ディスペンサーにブドウ球菌や連鎖球菌などの皮膚関連細菌が付着していた」と、ニューヨーク・タイムズ紙のメリンダ・ウェナー・モイヤー氏は書いている。

これが私がいつも足でトイレの蓋と便座を跳ね上げる理由です。これは反社会的な行動のように見えるかもしれないと自覚しています。

たとえバスルームが汚れていたり、石鹸が汚れていたり、水が汚れていたとしても、手を洗わないよりは洗ったほうがよいでしょう。

ペーパータオル1枚で手を乾かす方法

さて、いよいよ手を乾かす方法の話です。そう、ペーパータオル1枚で素早く、そして徹底的に手を乾かす方法を解説したTED動画があります。一度見たら、もう二度とディスペンサーからタオルの束を取ることはなくなるはずです。むしろ、この無駄な行為をしている人を見かけた時、軽蔑と正義感を持って見てしまうでしょう。ぜひご覧ください。

ほらね？数年前にこのビデオを初めて見て以来、手を拭くのにペーパータオルを1枚以上使ったことがないの。

さて、iPhoneを掃除しましょう

正しい手洗いの仕方を学んだら、指先がきれいになったので、細菌やウイルスから完全に安全だと思うかもしれません。でも、自信過剰になる前に、考えてみてください。最後にiPhoneを掃除したのはいつですか？