Apple TV+、新たなショーランナーを探すため『シャンタラム』の制作を一時停止

Apple TV+、新たなショーランナーを探すため『シャンタラム』の制作を一時停止

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Apple TV+、新たなショーランナーを探すため『シャンタラム』の制作を一時停止
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Apple TV+シリーズ「シャンタラム」、インドで優遇措置を模索
シャンタラムは39の言語で出版され、600万部を売り上げた。
写真:セント・マーティンズ・グリフィン

Apple TV+向けに開発中の最も注目度の高いプロジェクトの一つは、最初のシーズンの撮影中にすでに大きな問題に直面している。

Appleは、人気小説『シャンタラム』のテレビシリーズ化をオーストラリアで中止したと報じられている。理由は、脚本家が十分なペースで脚本を書けないことだ。

脚本家チームによって全エピソードのアウトラインが完成しているにもかかわらず、「シャンタラム」のショーランナー兼脚本家のエリック・ウォーレン・シンガーは、必要な脚本を全て完成させていないと報じられています。シンガーは番組を降板する予定で、Appleはすでに後任を探しているとのことです。

シャンタラムの波乱に満ちたスタート

Variety誌によると、現在までに10話のうち2話しか撮影されていないとのこと。製作再開は数ヶ月先になる見込みだ。

『サンズ・オブ・アナーキー』のスター、チャーリー・ハナムが、刑務所から脱獄しインドへ逃亡するオーストラリア人銀行強盗リン(ハナム)の物語を描いた映画『シャンタラム』の主演に抜擢された。撮影はオーストラリアとインドで行われ、Appleにとって初の海外大型プロダクションとなる。同社が手掛けるアイザック・アシモフの小説『ファウンデーション』を原作としたもう一つの高予算映画は、アイルランドで撮影されている。

このような制作遅延は業界では珍しくなく、特にAppleの番組では顕著だ。同社は『アメイジング・ストーリーズ』 、『ザ・モーニングショー』『ファウンデーション』の新たなショーランナーを探さなければならなかった。

Appleはオーストラリア政府から、同国での撮影のために500万ドルの資金援助を獲得しました。また、オーストラリア人映画監督のジャスティン・カーゼル氏を起用し、5エピソードの監督を務めました。