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米国環境保護庁(EPA)が発表した新しいリストによると、Appleは電力の85パーセントをグリーン電源で発電しており、最も環境に配慮したテクノロジー/通信会社として4位にランクされている。
最近発表された報告書は、アメリカの大手テクノロジー企業や通信企業が使用する電力量と、風力、太陽光、バイオガスなどの再生可能な「グリーン」資源から得られる電力の割合を比較している。
このリストは、総電力使用量に対するグリーンエネルギーの割合ではなく、総電力使用量で順位付けされているという奇妙な構成だが、トップはインテルで、総電力使用量 3,100,850,000 kWh の 100% がグリーン電力の使用によるものだ。これに続いてマイクロソフト、グーグル、アップルと続いている。
しかし、アップルは代替エネルギーの供給源として最も多様な企業という栄誉を獲得した。リストに載っている他のテクノロジー企業はいずれも5社以下の供給業者しか利用していないのに対し、アップルは11社の供給業者を利用している。
ティム・クック氏は以前、データセンターで石炭に依存していることからグリーンピースから「最も環境に優しくない」テクノロジー企業とレッテルを貼られたことがあるが、持続可能性と二酸化炭素排出量への意識を高めることでアップルは「善の力」になっていると公言している。
Googleは、kWh単位でのグリーン電力使用量により、EPAの報告書ではAppleより上位にランクされているにもかかわらず、上位5社のテクノロジーおよび通信電力ユーザーの中では最悪の順位につけており、グリーン電力源から得られる電力はわずか32%となっている。
出典: EPA.gov
出典: Electronista