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ハイチの貧困の影響を描いたドキュメンタリー映画を撮影していたあるドキュメンタリー映画監督は、9日前にポルトープランスを襲った大地震で瓦礫の下敷きになったものの、予想以上の映像を撮影することができた。彼の命を救ったのは、救助隊員や外国からの援助だけでなく、彼のiPhoneだった。
映画製作者のダン・ウーリー氏は、まず自分のデジタル一眼レフカメラを使って、自分がいた建物の残骸を照らした。比較的安全なエレベーターシャフトを見つけたウーリー氏は、次にポケット救急法とCPRアプリを使って足に包帯を巻き、頭の傷の出血を止めた。傷は非常に深刻で、眠らないようにiPhoneの内蔵アラーム時計を使うほどだった。
驚くべき話だが、おそらくすべてを最もよく要約しているのは、ウーリー氏自身のPocket First Aid and CPRに対する5つ星レビューだろう。iTunes App Storeページに投稿されたレビューはこうだ。「ハイチ地震でホテル・モンタナの下敷きになった際、出血とショックの治療にこのアプリを使用しました。64時間後に救助されるまで、生き延びることができました。」まさに、アプリの売り上げを左右するレビューと言えるだろう。